MENU

あかお歯科ブログ BLOG

歯医者のセカンドオピニオンについて

主治医以外の先生から第二の意見を求めるセカンドオピニオンは、医科だけでなく、歯科でも利用することができます。今回はそんな歯医者のセカンドオピニオンについてわかりやすく解説します。

そもそもセカンドオピニオンとは?

セカンドオピニオンとは、主治医の診断や治療計画に疑問や不安がある場合に、その他の医院で第二の意見を求めることができる権利および制度を指します。一般的にはがんのような正確な診断が求められる重篤な病気で活用されるイメージが強いですが、実際はもっと幅広い疾患やケースに適応されています。セカンドオピニオンを求める権利は、すべての患者さまが有しているものなので、必要と感じた場合は積極的に活用していきましょう。

歯科ではどんな治療に使われている?

歯科では、矯正治療や審美治療、インプラント治療などにセカンドオピニオンを利用する方が多いです。いずれも専門性が極めて高い分野なので、複数の歯科医師の意見を求めることは、患者さまにとっても有益となることが多いです。もちろん、一般的な虫歯治療や歯周病治療でも主治医の診断に納得できない部分があれば、セカンドオピニオンを求めることができます。

セカンドオピニオンの注意点

歯科では、矯正治療や審美治療、インプラント治療などにセカンドオピニオンを利用する方が多いです。いずれも専門性が極めセカンドオピニオンには、誤解されやすい点がいくつかあります。

求めることができるのはあくまで“意見”です

勘違いされている方も多いのですが、セカンドオピニオンを求めて他院を受診しても、検査などを一から行うことはありません。セカンドオピニオンを求められた歯科医師は、患者さまあるいは主治医から提供された材料をもとに、助言を与える程度にとどまります。ですから、改めて診断を下すというよりは、同じ材料をもとに自分の意見を述べるのがセカンドオピニオンの本質なのです。そのため、主治医が導いだした答えと大差がないことも多々あります。

セカンドオピニオンを求めることは悪いことではないです

セカンドオピニオンはその性質上、主治医への不信感を反映した行為のように捉えられます。なぜなら、主治医が下した診断や立案した計画に疑問や不安が生じているからです。その上で、他院の歯科医師に意見を求めるのですから、裏切り行為を行っているように考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、それは必ずしも正しくはありません。

患者さまは最善といえる医療を受ける権利があり、その質を追求すること自体決して悪いことではないのです。実際、医師や歯科医師はセカンドオピニオンの重要性を理解しているため、他院に意見を求めたとしてもネガティブに捉えることはありません。ですから、主治医に気付かれないようにセカンドオピニオンを求めるよりは、その意思を伝えた上で、他院への情報提供もしっかり行ってもらった方が患者さまの利益になるといえます。

まとめ

このように、セカンドオピニオンは歯科治療でも活用することができます。歯列矯正やインプラントなど、専門性の高い治療を受ける際には、セカンドオピニオンも視野に入れた上で、診療の質を追求していきましょう。

CONTACT お問い合わせ

お電話でのご予約・ご相談はこちらまで!

0798-42-8241
24時間 WEB予約はこちら WEB RESERVED
タップで電話する 0798-42-8241 24時間 WEB予約はこちら WEB RESERVED