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あかお歯科ブログ BLOG

子どもの細菌・ウイルス感染予防には「口腔ケア」が効果的?

小さなお子さまがいらっしゃるご家庭では、細菌感染症やウイルス感染症が心配ですよね。子どもはまだ免疫力が十分ではなく、感染症が重症化してしまうケースも珍しくありません。それだけに子どもの細菌・ウイルス感染症は予防するに越したことはないのです。その際、有用なのが「口腔ケア」であり、小児歯科医からいくつかアドバイスさせていただけたらと思います。

口腔ケアが感染症予防に有効な理由

多くの感染症は、病原体が口から侵入します。最もわかりやすいのが風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症などですよね。これらは口腔を経由してのどの奥で感染するため、マスクが有効な予防手段となります。ただ、マスクの着用だけを徹底してれば良いわけではなく、お口の中の状態も感染の成立に大きく関与するため、口腔衛生状態は常に良好に保っておく必要があるのです。

お口の中が汚いとどうなる?

お口の中が汚いと、免疫システムがウイルスや細菌を排除しにくくなります。お口の中の病原体が増えすぎると、私たちの体に備わっている免疫システムでは対処しきれなくなるのです。例えば、細菌感染症の一種である歯周病も口腔ケアを徹底することで、細菌の数を低く保つことが可能となります。歯周病を一度発症してしまうと、お口の中の歯周病菌の数をゼロにすることは難しいのですが、病原性を発揮しない程度に抑え込むことはできます。それと同じように、風邪やインフルエンザの病原体とも戦っていかなければならないのです。

毎日の歯磨きが基本となります

子どもの感染症を予防する上で基本となるのは毎日の歯磨きです。やはり、お口の中で汚れがたまりやすいのは「歯」であり、その周囲に形成される歯垢・歯石をしっかり除去することで、口腔衛生状態は良好となります。ただ、小さなお子さまに関してはひとり磨きをしっかりと行えるようになるまでにはかなりの期間を要しますので、親御さまによる仕上げ磨きを徹底することが大切です。子どもの歯磨きの方法について不安や疑問に思うことがあれば、いつでもお気軽にあかお歯科までご相談ください。

歯科でのメンテナンスも欠かさずに

歯科の定期検診・メンテナンスが必須なのは大人だけではありません。子どものお口の健康の維持・増進にも、定期的なプロフェッショナルケアが欠かせないのです。とくに当院のような小児歯科では、お子さまのお口や全身の発育を考慮した診療を行うことができますので、虫歯・歯周病だけでなく、全身の感染症予防に有効な口腔ケア方法などもご提案できます。

ご家族の口腔ケアも重要です

今回のテーマである風邪やインフルエンザはもちろん、虫歯や歯周病といった口腔疾患も周囲の人のお口からお口へと感染が広がります。そのため口腔ケアは一緒に住まわれているご家族全員が徹底しなければならないのです。もしもご家族の中に虫歯や歯周病にかかっている方がいらっしゃるのであれば、できるだけ早く治療を受け、さらには予防に努めることが大切です。

まとめ

今回は、子どもの細菌感染症・ウイルス感染症の予防に口腔ケアが有効である点について解説しました。「お口は全身の健康の入り口」といわれるくらい重要なものなので、皆さんも日頃から口腔ケアは徹底するようにしましょう。あかお歯科までご相談いただければ、そのお手伝いができるかと思います。

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