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あかお歯科ブログ BLOG

歯磨きは1日何回するべき?1回の時間は?

皆さんは歯磨きを1日何回行っていますか?日本人の場合は、1日2回歯磨きしている人が大半を占めます。この記事を読んでいるということは、口腔ケアに強い関心を持っている証拠でもあるため、もしかしたら1日3回、歯磨きをしていると答えるかもしれませんね。そこで気になるのが理想的な歯磨きの回数です。虫歯や歯周病をしっかり予防する上では、1日何回、歯磨きをするのが理想なのかを解説します。

歯磨きは3回以上するのが理想

1日に行う歯磨きの理想的な回数は「3回以上」です。少し曖昧な表現になったので戸惑ってしまう方もいらっしゃることでしょう。これは理想的な歯磨きの頻度は“回数ありき”ではないからです。具体的には、食事をする度に歯磨きするのが理想なので、朝・昼・晩の3回は必ず行うものとして、間食をする習慣がある人は、お菓子やスイーツなどを口にしたら毎回歯磨きするようにしましょう。さらに理想を言うと、「朝目覚めてすぐ」と「夜眠る直前」に歯磨きすると、虫歯や歯周病をより効率よく予防できるようになります。

歯起床直後と就寝直前の歯磨きも重要?

私たちの唾液には、虫歯や歯周病を予防する作用がたくさん備わっています。最もわかりやすいのは、汚れを洗い流す「自浄作用」ですね。殺菌作用や抗菌作用は、細菌の繁殖や活動を抑制するため、虫歯・歯周病予防に直結しているといえます。唾液にはさらに「歯の再石灰化作用」があり、食品や虫歯菌が作り出した酸によって溶かされた歯質を修復することができます。唾液の分泌が極端に少なくなる睡眠中は、前述の作用が期待できなくなることから細菌の活動が活発化するため、その直前と直後の歯磨きが重要となるのです。

1回の歯磨きの時間について

歯磨きは、1回当たり1~3分未満で済ましている人が多いようです。とくに時間の朝は1分も磨かないという人もいらっしゃることでしょう。お口の中の汚れをしっかりと落とすのであれば、1~3分未満のブラッシングでは不十分と言わざるを得ません。なぜなら、1歯1歯ていねいに磨いた場合は、10分以上の時間が必要となるからです。

さすがに毎回の歯磨きに10分以上の時間をかけることは難しいかと思いますので、1日1回でもそれくらいていねいに磨く時間を作りましょう。1日に1回でもプラークフリーな状態が作れれば、歯石の形成を抑制できますし、虫歯・歯周病リスクも大きく減少します。それ以外の歯磨きもできれば1回当たり3分程度は行いたいものです。

大切なのは汚れを落とすこと

ここまで歯磨きの回数や時間について解説してきましたが、何よりも重要なのは汚れを落とせているかどうかです。どんなに長い時間をかけて歯磨きしても、汚れを落とせていなかったらその効果は半減します。逆に歯磨きが上手な人は3分程度のブラッシングでも歯列全体を隅々まできれいにお掃除できるのです。

つまり、正しい歯磨きの方法を身に付ければ、ブラッシングにかける時間を短縮させることも可能となるのです。そこで是非とも推奨したいのが定期検診・メンテナンスで受けるブラッシング指導です。歯磨きのプロフェッショナルである歯科衛生士が効率よく汚れを落とす方法をレクチャーいたしますので、日々のケアで実践していきましょう。

まとめ

今回は、1日に行うべき歯磨きの回数について、あかお歯科医院が解説しました。理想は毎食後の歯磨きを習慣化することです。1日1回プラークフリーな状態を作れれば、虫歯・歯周病を予防することも難しくなくなります。そんな歯磨きの正しい方法やコツについてさらに詳しく知りたい方は、いつでもお気軽に当院までご相談ください。

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