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あかお歯科ブログ BLOG

片方だけの八重歯は部分矯正で治せる?

八重歯は、矯正で治すべきかどうかで迷われている方が多いようですね。確かに、八重歯というのは人によっては魅力的なポイントに映る場合もあるため、わざわざ苦労して矯正する必要はないのでは?と感じるかもしれません。

その一方で、八重歯は叢生(そうせい)という悪い歯並びの一種であり、それに伴うデメリットを自覚している人は、今すぐにでも治療を始めたいと感じているようです。ただ、標準的な歯列矯正となると、高い費用や長い治療期間を要することから、できれば部分矯正で八重歯を治したいところですよね。

とくに片方だけ八重歯になっている場合は、部分矯正ですぐに治せると考えている方も多いのではないでしょうか。今回はそんな片方だけ八重歯のケースを矯正する方法について、あかお歯科医院がわかりやすく解説をします。

八重歯になっている原因を知ろう

そもそもなぜ八重歯になるのか。その点を正しく理解していなければ、八重歯を治すための適切な治療法の選択を誤ってしまうかもしれません。

スペースが不足していることが主な原因

八重歯になる主な原因は、スペースの不足です。顎の骨に十分なスペースが存在していないことから、前から3番目の犬歯が外側に飛び出してしまうのです。人によっては本当に片方の犬歯だけが逸脱しているように見える場合もあります。

歯が大きいことで八重歯になっていることも

顎の骨に十分なスペースがあったとしても、歯のサイズが標準よりも大きいと、きれいな歯列弓を描くことができません。その際、歯が生えてくる順番的な問題で犬歯が外側においやられてしまうケースが多くなっています。この場合も実質的にはスペース不足によって八重歯となります。

部分矯正で八重歯だけ治すことは難しい?

ここからは、今回のテーマの核心へと入っていきます。つまり、片方だけの八重歯なら、部分矯正で治すことはできるのかどうか。結論からいうと、部分矯正で八重歯だけを治すことは難しいです。上でも述べたように、八重歯は叢生の一種なので、ほとんどの症例でその他の部位に異常が認められます。ですから、外側に飛び出している犬歯1本を引っ込めるだけの治療というのは基本的に不可能です。

ただ、八重歯の重症度が軽い場合は、犬歯を含む数本の前歯を部分矯正で動かすことで、症状の改善が見込めるケースもあります。ただ、それだと上下の噛み合わせまで調整することはできないため、そしゃく障害が残ったり、後戻りのリスクが高くなったりこともあるため、十分な注意が必要です。

八重歯の治療はお早めに

八重歯の症状が小児期に見られる場合は、早期に治療を行った方が良いといえます。小児矯正なら、八重歯になっている根本的な原因を自然な形で取り除くことが可能です。具体的には、顎の骨の発育を正常に促したり、歯列の幅を横に拡大したりすることで、八重歯を改善できます。そうすると抜歯をする可能性も低くなりますよ。

まとめ

今回は、片方だけ八重歯になっている場合の部分矯正について、あかお歯科医院が解説しました。本文でも述べたように、八重歯というのは片方だけであったとしても、しっかり治すのであれば全体矯正が良いです。八重歯の部分以外にも問題を抱えているケースがほとんどであるため、歯列全体を動かす必要が出てきます。もちろん、ケースによっては片方だけの八重歯を部分矯正で治せることもありますので、まずはお気軽に当院までご相談ください。

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