ホワイトニングには種類があるのをご存知ですか?②
前回のコラム(https://www.akao-dc.com/blog/2036/)では、ホワイトニングの種類とオフィスホワイトニングについてご紹介しました。今回は、ホワイトニングの中でも特にホームホワイトニングとデュアルホワイトニングに注目してご紹介したいと思います。ぜひ、前回の内容と合わせて参考にしてみてください。
ホームホワイトニングの流れ
ホームホワイトニングは、何度も通院する必要がないホワイトニングです。マウスピースが完成すれば、自分のタイミングでホワイトニングを行えます。ホームホワイトニングの流れは以下の通りです。
カウンセリング
ホワイトニング前の段階からどれくらい歯を白くしたいか相談し、使う薬剤の強さを決定します。
ホワイトニング前の歯の色の記録
目標となる歯の白さと薬剤が決まったら、歯がどれくらい白くなったか記録するため、ホワイトニング開始前の歯の色を記録します。比較しやすいように写真を撮ることもあります。
歯のクリーニング
ホワイトニング開始前に、予め歯石や着色汚れを除去するために、歯のクリーニングを行います。
マウスピースの型取り
ホワイトニングに必要なマウスピースを作製するため、歯全体の型取りをします。ホームホワイトニングには、患者さんそれぞれに専用のマウスピースが必要です。
マウスピースと薬剤の受け取り・開始
マウスピースが完成したら、薬剤と一緒に受け取ってホワイトニングを開始します。説明を受けた通りの方法で行いましょう。
ホームホワイトニングの特徴
続いて、ホームホワイトニングの特徴について、分かりやすくメリット・デメリットを比較してご紹介します。
メリット
- 何度も歯科医院に通わずに行える
- 歯の白さが持つのは1~2年程度と比較的長い
- 自分のタイミングで処置が行える
- 歯への刺激が少なめ
- ホワイトニングの中では費用が安め
- 事前のチェックで口内環境を確認してもらい、治療が必要な場合はその旨を教えてもらえる
デメリット
- 6ヶ月~1年程度と、効果が表れるまでに時間がかかる
- 毎日行う必要がある
- 自己管理が行えないと効果が表れにくい
- 神経を治療した歯が白くなりにくい
デュアルホワイトニングの流れ
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して行う方法です。両方の手順が必要になりますが、双方のデメリットを補うため、メリットを多く感じられるでしょう。
カウンセリング
ほかのホワイトニングと同様に、どの程度歯を白くしたいかを相談して薬剤の強さを決定します。ホワイトニング開始前に歯の色を記録するのも同じです。
クリーニング、マウスピースの型取り
続いて、ホワイトニング開始前に歯のクリーニングとホームホワイトニング用のマウスピースの型取りを行います。
オフィスホワイトニング
歯科医院でオフィスホワイトニングを受けます。手順は通常のオフィスホワイトニングと同様です。1~3ヶ月に1回程度の頻度で通院します。
ホームホワイトニング
マウスピースが完成したら、ホームホワイトニングを開始します。個人差はありますが、大体6ヶ月~1年行います。
デュアルホワイトニングの特徴
デュアルホワイトニングのメリット・デメリットは、以下の通りです。
メリット
- 短期間でホワイトニングができる
- 歯の白さが長持ちする
- ムラがなく、自然な白さの仕上がりになる
- 事前のチェックで口内環境を確認してもらい、治療が必要な場合はその旨を教えてもらえる
デメリット
- 費用が高額になる
- 知覚過敏が起こりやすい
- 定期的な通院が必要
まとめ
前回の記事と合わせて、3種類のホワイトニング法をご紹介しました。どの方法にもメリット、デメリットがあります。ホワイトニングをご希望の方は、一番優先したいことは何か考えながら方法を検討してみてください。どの方法が良いかのご相談を希望される方は、お気軽にお声掛けください。